かずちゃんねるのかずちゃんです。
読了しましたので、ブックレビューしていきます!
前回のものはこちら。
今回は、精神科医であり作家である樺沢紫苑さんが書かれた『精神科医が見つけた3つの幸福』を紹介します。
樺沢紫苑さんは「情報発信を通してメンタル疾患、自殺を予防する」をビジョンとし、累計フォロワー50万人以上に精神医学や心理学、脳科学の知識・情報をわかりやすく伝える、「日本一アウトプットする精神科医」として活動しておられます。
シリーズ累計70万部の大ベストセラーとなった『学びを結果に変えるアウトプット大全』はみなさんも書店で見たことがあるのではないでしょうか。
本書では、「幸せとは何か」を考えています。
僕も、みなさんも幸せになりたいと思っているはずです。
でもどうやって幸せになれるのでしょうか。
「幸福になる方法」を見出すには、まず「幸福とは何か」を考え、定義しなければいけません。
幸福の定義は様々ありますが、ここでは精神医学、脳科学に基づき、「実用のための幸福」を考えていきます。
では中身を少しだけ。
著者:樺沢紫苑
タイトル:精神科医が見つけた3つの幸福
目次
幸福とは・・・
幸福とは、ドーパミン、セロトニン、オキシトシンという3つの脳内物質が十分に分泌されている状態を言います。
よって、これらの物質を分泌させることができれば幸せと感じるということです。
私たちが幸せを感じるとき、脳内では100種類以上の幸福物質が分泌されています。
その中でも、日常的な幸福感を構成する物質として「ドーパミン」「セロトニン」「オキシトシン」の3つがあります。
これらは3大幸福物質と呼ばれています。
ドーパミンは胸がドキドキするような高揚を、セロトニンは穏やかな気持ちを、オキシトシンは愛に包まれた幸福感をもたらします。
そして、心身の健康に関する「セロトニン的幸福」、つながりと愛情に関する「オキシトシン的幸福」、成功や達成による「ドーパミン的幸福」に大別できます。
幸福には優先順位がある
3つの幸福を、すべて手にしている人は少ないと言われています。
なぜならそこには「セロトニン的幸福>オキシトシン的幸福>ドーパミン的幸福」という優先順位があるからです。
この順番を間違えると不幸になってしまうそうです。
まずは心身の健康を整えること。
そして、家族や同僚、友達などとの繋がりを大事に仕事や目標に向かって励むことで幸せを感じることができるのです。
心身が悪い状態で、家庭やプライベートを顧みず、仕事だけ打ち込んで得た成功での生活は、幸せになれるはずがありませんよね。
ですので、これらの順番を間違えないようにしましょう。
感想
幸せになりたくない人なんていないはずです。
みんな幸せになりたいと思っています。
では何が幸せなのか。
どうすれば幸せになれるのか。
書店にいけば、幸せについての本はたくさんあります。
本書はスピリチュアルな見方ではなく、科学的な見方で「幸せ」について書かれています。
ですので、スピリチュアル系はちょっと・・・という方でも面白いと思います。
僕はスピリチュアル系も好きなので読んだことがありますが、そこには書かれていないような内容もありました。
本を読むのが苦手な方は少ししんどいかもしれませんが、生活をプラスにするための本なので読んで損はないと思います。
ですので、是非一度読んでみてください!
では、また。
興味がある方は、樺沢紫苑さんのチャンネルへ→YouTube