かずちゃんねるのかずちゃんです。
読了しましたので、ブックレビューしていきます！
今回は株式会社アスコムの取締役編集局長である柿内尚文さんが書かれた『バナナの魅力を100文字で伝えてください』をレビューします。
本書は「わかりやすい伝え方」を教えてくれる本です。
この本には25年間編集者として多くの取材をしてきた著者が「伝わる」とはどういうことかを考え、試してきたことがわかりやすく書かれています。
自分が言いたかったことが正確に相手に伝わらなかったという経験はあるはずです。
ただ「言う」だけなら簡単ですが相手に「伝わる」となれば難しいことです。
【より良いコミュニケーションを取りたい】と思っているならピッタリです。
では、中身を少しだけ。
著者:柿内尚文
タイトル:バナナの魅力を100文字で伝えてください
目次
「あえてダメな部分を伝える」
クイズです！
ある人気の八百屋さん。
このお店では普通はあまり伝えない「あること」をお客さんに伝えているそうです。
「あること」とはなんでしょう。
答えは
「今日おすすめしない野菜や果物」を正直にお客さんに伝える。
その八百屋さんのお客さんはほとんどが常連さんで毎日買いに来てくれるような人ばかりだそう。
そういう人が美味しくない野菜や果物を買ってしまえば、お店の評判は落ち、次からは違う店に行ってしまうかもしれない。
だからこそ正直に伝えているそうです。
ここでは伝えるための大切な技術が使われています。
それが「比較の法則」である。
「比較の法則」とは
比較の法則は、ダメなものを伝えることで、逆に良いものが際立つという法則。
また、ダメなものを正直に伝えることで、信頼感が生まれ、信頼感がある人の言葉はスッと入ってきやすい、そんな流れができているのである。
感想
簡単に実践できるものがたくさん書かれています。
他の本と被っているところもありましたが、具体的な内容をベースに書いてあるので読みやすかったです。
また、いわゆる「自分ごと」ベースの文章であり、内容が入ってきやすく、さすが「伝える」方法を書いてある本だなと感じました。
日常生活だけでなく、営業の時や就活の面接にも生きてくる内容だと思うので、多くの方の役に立つ一冊だと思います。
いかがだったでしょうか。
【より良いコミュニケーションを取りたい】と考えているあなた！
是非本書を手に取ってください！！
では、また。
